こんにちはshougoです。
先日、こんなツイートをしました。
高音の練習だからと
高い音程ばかりに意識しがちだけど
実は低音の発声が大切だったりします^
今日は低音発声と高音について
掘り下げていきます。
・低音の喉の動き
・低音と高音の関係
・音域の伸ばすための低音練習
それではまず、低音発声の時はどのように声帯が動くのかを
簡単に説明していきたいと思います。
低音発声時、声帯は緩んで太くなります。
高音では声帯は細く長くなりますが
低音ではその逆です。緩んで太くなります。
イメージがしにくい人は
太いゴムを用意して
引っ張って見てください。
どうですか?
太いゴムが伸びて少し細くなりますよね?
この状態が声帯でも同じように起きています。
高音を発声するときに重要なポイントは
力まないという事です
先ほどお話をしましたが
低音を発声した際というのは
声帯が緩んでいる状態
つまり、声帯の力が抜けている状態なんです。
低音を発声する事で声帯の力みを適度に抜く練習になるんです!!
高音ばかり練習をしていると
喉を緊張させることばかり意識をしてしまい
喉が力の抜き方を忘れてしまいます。
ひどい方はその緊張が取れなくなってしまっている人もいます。
それでは、皆さんお待ちかね!!
練習法をお伝えしたいと思います。
練習法なんですが、裏声を使います。
え!?低音ですよね??
はい、大丈夫ですよ(笑)
低音の練習です。
どうやってやるかというと
まず裏声が出しやすい音程
男性は(F4) 女性は(B4)あたりでしょうか
その辺りから裏声を出し
そこから音程を徐々に下げていきます。
どうでしょうか?どこまで裏声の状態で下げれましたか?
C4? F3?
低音に下がっていくと
裏声が保てなくなって、地声になってしまう方が
多いのではないでしょうか?
そうなんです。この低音へ下がる
低音ファルセットは
声帯を緩め力を抜くことができないと
発声するのが難しい発声法なんです。
もちろん低くなればなるほど難易度は上がります。
男性はC4 女性は(E4)
あたりまでチャレンジして見てください。
なるべく顎や首に力が入らないように
そして少し口の中を広げていくイメージをすると
出しやすくなると思います。
出来るだけ低い音程まで出せるように練習をしてみてください。
喉の柔軟性が上がり高音が出しやすくなってくるかもしれませんよ。