(高音)ミックスボイス 裏声 高音

最新2020年 4月1日『男女別』高音が楽に自然に出せるボイトレがある?基礎から応用まで徹底解説します!!

※目次
1.ボイトレをしていけば高音は綺麗に出る?


2.高音ボイトレをする時の注意点
 ①地声と裏声の音域を知る
 ②歌ではなく母音と子音を使った発声練習をする
 ③口と喉を開き頬から声を出せ


3.『男性向け』ボイトレで高音を出すための練習法
 ①「地声が低い人」
 ②「地声が高い人」
 ③ファルセット(裏声)を使おう
 ④腹式ではなく完全呼吸
 ⑤自分の声質と逆の歌声を参考にするべし
!!


4.『女性向け』ボイトレで高音を出すための練習法
 ①裏声と地声を使い分ける
 ②喉声になる時は完全呼吸
 ③ファルセットを綺麗に発声
 ④強い響のある声を作るには??

 ⑤低音を伸ばすにのは?

ボイトレをしていけば高音は綺麗に出る?

ボイトレをすれば高音は誰でも出せるのか?

答えはYesです!!

ただ、練習法を正しく行う必要があり
細かい調整が必要になるので
できればレッスンなどに通って頂くのが
一番早く効果が期待できるかと思います。

高音ボイトレをする時の注意点

 ①地声と裏声の音域を知る

高音の練習でまず注意するべきことがあります
それは自分の音域を知ることです。

地声と裏声の音域がわからなければ
どこから音域を伸ばすべきなのか?
何が問題なのかがわかりずらく
せっかくの練習も意味のないことに
なってしまいます。

男性は地声は(C3) 裏声は (F4)

女性は地声は (F3) 裏声は (A4)

上記の音域から地声と裏声一音ずつ確認してみてください。
 
音域を確認するのに便利なアプリ⬇️

②歌ではなく母音と子音を使った発声練習をする

高音の練習をする際に良くやりがちなのが
高音域の曲をとにかく歌うという練習法ですが
この練習法はとても難易度が高いんです。

歌ですと歌詞も変化する上に音程の変化も激しいため
喉を正しく保つのが難しくなります。

では、どのよのような練習が良いのかというと
子音と母音を決めて発声練習をします。

子音は声帯の動きをうながし
母音は喉の空間を作ることができるので
これは上手く使うことで
高音の出しやすい発声を作ることができます。

例えば

『Bo』『Mo』の発声ですが
『ば、も』と『お』の組み合わせになります。

『ば』で適度に声帯の閉鎖を作りながら
『お』で喉の空間をたもちながら発声をしていきます。

このように子音と母音を上手く組み合わせることで
高音の出しやすい喉の形を作ることができます。

③口と喉を開き頬から声を出せ

高音を出すときに重要なのが
喉の空間をいじするのと
声を出す方向です。

ここが正しくできないと
喉がつまり、声が上手く出なくなります。

まず口や喉の空間を作ります
意識として少し口を縦に開き
力をなるべき入れないイメージです。
そうすることで喉や口が自然と響くようになり
声の通りが良くなります。

そして声は自然と頬あたりに流れていく(振動)のが
良い高音発声の状態です
絶対にやってはいけないのは
喉や顎あたりから声を出すことです。

喉や顎に意識してしまうと
喉への力みが強くなり
どんどん喉がしまってしまいます。

なるべく喉から意識を外していった方が
高音は出しやすくります。

意識を分散せるための動画⬇️

『男性向け』ボイトレで高音を出すための練習法

①地声が低い人

男性で地声低い方は

まず地声出し方も気をつけてください

声がガリガリしたり

やたら大きなこえになったりしていませんか?

なるべく柔らかく

一定のボリュームで発声する練習をしてください

地声は(C3) から少しずつ音程を上げて練習をしてください。

②地声が高い人

地声が高い方は

声が細くなりやすく

響が上手く作れなかったり

裏声と地声の感覚がないか方も多いです。

まずは地声と裏声の感覚を掴む必要があります

少し極端に息を吐き

裏声を意識したり

胸に響かせるイメージをして

地声を意識する練習をしてください。

低音から中低音が安定してきます。

③ファルセット(裏声)を使おう

高音が上手く出ないのは

声帯のチューニングができていないためです

このチューニングをするのに最適なのが裏声です

裏声を練習することで地声の柔軟性も上がり

音域も広がります。

裏声は『F4』あたりから練習をして

できれば低音ファルセットも練習をしてください

低音ファルセットをすることで

地声に裏声の筋肉にプラスすることができるので

良い練習になります。

④腹式ではなく完全呼吸

高音を出す時の良く

腹式をしましょう!!

ということを言われると思いますが

腹式だけではあまり意味がありません。

なぜなら、息はお腹でしているわけではなく

肺と横隔膜でしているからです。

横隔膜と肺をしっかりと使うことで

喉が開き声が出しやすくなります。

完全呼吸のやり方ですが

まず腹式に要領でお腹に入れて

そのお腹膨らませた状態で

胸にも入れていきます。

そして、さらに肩にも息をいれるイメージで

全身に入れていきます。

お腹と腰→胸と背中→肩

この流れで全身に入れていきます

全身にこれ以上吸えないというところまで

吸っていただいて

3秒止めて息を吐く!!

これをすることで体全体が開き

高音も出しやくなります。

完全呼吸のやり方⬇️

 ⑤自分の声質と逆の歌声を参考にするべし!!

そして最後に大切なのが

自分の声を知り、自分の声と

逆の声質を練習することが大切です。

なぜ、自分にあった声ではなく

逆の声なのかですが

正反対の声というのは

自分の声の成分にないものが

多く含まれています。

例えば地声が強い声の場合は

裏声成分の強い声を練習することで

喉のバランスが良くなり

高音が出しやすくなりますので

試してみてくださいね。

下記の動画で詳しく説明しています⬇️

『女性向け』ボイトレで高音を出すための練習法

①裏声と地声を使い分ける

女性の場合は

地声と裏声の区別が尽きずらく

全て裏声で歌ってしまている方も多いため

高音が出ずらくなっていることが多いです

まず極端に高い音程と低い音程を交互に出す練習を

することが大切です。

自分出せる範囲で一番高い音程と低い音程を出してください

それをすることで

声が切り替わる音程や感覚がわかると思います

まずはその感覚を覚え

地声と裏声のバランス感覚を整えいくことで

高音が安定してきます。

②喉声になる時は完全呼吸

喉声になってしまう方は

息が浅くなり

喉が詰まってしまっている方が多いです。

男性と違い女性の場合は

呼吸筋が弱い方が多いので

完全呼吸をすることで

多く息を取り込むことと

喉や体を開くことができるので

それにより声が安定しやすくなります。

先ほどと重複しますが

参考にしてください。

まず腹式に要領でお腹に入れて

そのお腹膨らませた状態で

胸にも入れていきます。

そして、さらに肩にも息をいれるイメージで

全身に入れていきます。

お腹と腰→胸と背中→肩

この流れで全身に入れていきます

全身にこれ以上吸えないというところまで

吸っていただいて

3秒止めて息を吐く!!

これをすることで体全体が開き

高音も出しやくなります。

完全呼吸のやり方⬇️

③ファルセットを綺麗に発声

やはり高音で大切なのが

ファルセットです。

ファルセット(裏声)は高音そのものなんです

響を強くするにしても、柔らかく出すにしても

このファルセットが綺麗に出せていなければ

高音は安定はしません。

女性の場合は鍵盤で

A4あたりからf5あたりまでを

綺麗に出せるように練習をしてください

その際ですが『アイウエオ』

全ての母音を綺麗に発声できるように

練習をしてください。

イメージはオペラ歌手になったつもりで

顎や喉の力は抜き

少し口を縦に開きイメーで

『ほ〜〜〜〜〜〜』

と発声をしましょう。

できる方はビブラートなども

かけるとより良い練習になります。

④強い響のある声を作るには??

裏声ができた方は

次は強い響のある高音を目指して

いきたいですよね!!

LiSA/紅蓮華

になります。

響のある力強い声ですね!!

素晴らしい!!

LiSAさんのような

高音を出したい!!

と思われている方も多いと思いますが

これを作るにはまず先ほどの

裏声を綺麗に響かせる必要があります

それができたら次に

少しずつ声を

前に響かせていくのですが

その際に

地声感を強くしようと

喉や顎から出そうとする方が多いですが

響を作るのおは頬あたりや眉間のあたりがベストです

先ほどの裏声で喉の空間を維持したまま

少しずつ声を前に出します

その際に頬を触りながら

意識をしていくと良いですね

同じ音程で『B4』から裏声から前に声を強く響かせます

絶対に喉や口に声が落ちすぎないように

気をつけながら声を多くしてみてください。

上手くできれば響のある声が作れるはずです。

参考動画がありますのでみてください⬇️(これはG4あたりなので女性の場合はB4あたりからやってみてください。)

低音を伸ばすにのは?

最後に

女性の方が悩んでいる低音の伸ばし方ですが

低音は正直言ってしまうと

才能の部分が多いきです

なぜななら

声帯は伸ばして細くることはできても

声帯を太くすることはできないからです。

これは弦楽器をイメージしてもらえると

わかりやすいですが

ギターやウクレレ、ベースなど

生まれ持った楽器により

低音はある程度限界があります。

ただ、全く伸ばせないわけではありません

少しでしたら低音を伸ばすことが可能です。

ではどうやるのか?ですが

体の中の空間を広げてあげることと

声帯をなるべき緩めることです

なるべく力を抜き

少し息を多めに吐きながら

あくびをするイメージで喉も広げ

胸に空間をイメージして

声を出します。

そうすることで

低音が出しやすくなります。

あとは寝起きなど

喉が緩んでいる状態で発声をすると

低音がいつもより出しやすくなりますので試してみてください。

まとめ

どうでしたでしょうか?

男性、女性で分けて高音の練習を

ご紹介しましたが

もちろん他にも練習法は

たくさんありますが

まずはこの方法を試して

高音の練習をしてみてください。

もっと細く

そして深く練習をしたい

という方はぜひレッスンにお越しください。

対面や全国どこでもスマホ1つでできる

リモートボイトレもしておりますので

よかったらご連絡ください。

少しでも早くみなさんが

高音をマスターして自由に歌えることを

願っています!!

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