高音

成長が早い人は質問の仕方が上手い。

こんにちはshougoです。

先日、こんなツイートをしました。

自分の声と本気で向き合ってる人は、質問も簡潔でわかりやすい
質問が正しくできない人は
自分の問題点を分かっていない
ことが多いから成長も遅い。

これは音楽だけではなく普通の仕事でも言えることですが
質問の仕方はとても大切です。多くのレッスンや相談を受けてきた中で
成長が早い方の質問と成長が遅い方の質問はどのように違いがあるかを
お伝えしたいと思います。

・悪い質問と良い質問
・正しい質問も仕方
・効率的な練習法

悪い質問と良い質問

悪い質問とは何か?

結論からいうと

抽象的な質問です。

下記の質問が私の所にくる悪い例です。

・歌が上手くなりたいです
・高い声が出したい
・裏声が出したい
・カラオケで100点取りたい
・プロになりたい

他にもありますがこんな感じです。

こ質問で共通しているのは

質問ではなく自分の願望を言っているだけです

これでは質問の内容が抽象的過ぎて

質問を質問で返すことになるので

やり取りの回数も無駄に増えてしまい

お互いにストレスになりますね。

正しい質問も仕方

では、どう質問するべきなのかですが

なるべく具体的に質問することが大切です

1、何を練習したのか?(音程、発声法)
2、どのくらいの期間練習したのか?
3、何ができて、できなかったのか?
4、それにより何を知りたいのか?

このようにできるだけ細かく説明をします

「ミックスボイスができません」

では、何も伝わりません(汗)

「E4からA4までのミックスは安定して発声できるのですが
A4#から喉がつまり出しずらくなります。〜の動画を参考に〜を意識して
3ヶ月練習をしていますがなかなか上手くできません。どうしたらA4#の音程を上手く出せるようになりますか?」

このように具体的に細かく質問することで
こちらも何をアドバイスして欲しいかがわかりやすく
的確にアドバイスを行うことができます。

簡単に答えだけ知りたいと思っている方も多く
そのため、質問が抽象化しわかりずらくなってしまっている
いや、自分で何もせずに答えを手に入れようとしているので
自分でも何を質問してよいのかわかっていないというのが
正しいかと思います。

まずは人に頼らず自分で試し悩んでください

そうすることで具体的なわかりやすい質問もできるようになると思います。

効率的な練習法

そして、このように質問ができるようになったら

そのアドバイスを元に練習をしていきます

ただ、言われたアドバイスを参考に一つの練習をするのではなく

そのアドバイスを元に

自分の弱点を知り、考えながら

様々なアプローチを試してみてください。

そして、1、2回で答えを出すのではなく

1ヶ月から3ヶ月続けてみてください。

ボイトレはすぐに効果が出るものではないので

時間をかけて練習する必要があります。

ボイトレは1日にしてならず

丁寧に自分と向き合うことで

自然と効率的なボイトレができることができます。

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