こんにちはshougoです。
今回はみんなさんが気になっている
ミックスボイス習得までの期間について
話していきたいと思います。
※目次
・高音の仕組み
・音域はどのくらいで伸びる？
・音域を伸ばす最適な練習法は？
高音の仕組み
高音を出す仕組みですが
高音は様々な要因が重なって
出しています。
『高音の要素』
・声帯の長さ
・声帯の太さ
・声帯の硬さ
・共鳴腔の形
このように
人は様々な喉の仕組みによって
高音を出し
コントロールしています。
だからこそ
声は十人十色
個性があるんです。
長い(低い) 短い(高い)
太い(低い) 細い(高い)
柔らかい(低い) 硬い(高い)
空間が広い(低い) 空間が狭い(高い)
音域はどのくらいで伸びる？
では、音域はどのくらいで伸びるかですが
これはこれまで様々な方をレッスンしてきた結果ですが
正直、人それぞれ違います
伸びるスピードもそうですが
伸びり範囲も違います
その場で１音から２音すぐに伸びる人もいれば
1〜２年やってやっと一音伸びる人もいます
これは先ほどお伝えした
喉の仕組みによるものなんです
喉は人それぞれ形が違います
もっと簡単に言ってしまえば
楽器が違います
そのため演奏法も変わるのと
得意な音域が違います
これは、生まれ持ったものになり
苦手な音域はどうしても
時間がかかります
そのため１日でできる人もいれば
年単位で練習が必要な人もいます
さらに絶対に出せない音域も存在します
その楽器にあっていない
音域はどんなに頑張っても安定して出すことが
できません。
それを無理して出そうとすれば
弦が切れる
という表現を私はしますが
喉が傷んでしまいます
そのため、音域がどこまで伸びるか？
どのくらいでん伸びるか？は
生まれ持った楽器の仕組みと
現状の弾き方（発声の仕方)
さらに目指す音域のよって変わります
音域を伸ばす最適な練習法は？
そして、これを皆さんは
一番知りたいんじゃないかと思いますが
音域の伸ばし方です
私のところにくる生徒さんでも
一番多い質問ですね(笑）
音域をただ伸ばす方法でしたら
いくらでもお伝えできます
これはどういうことか？
というと
ただ、絞り出したような
カナギリ声でよければです。
高音の出し方は２種類あります
・安定性のある歌でも使える綺麗な高音(ミックスボイス）
・カナギリ声のような力を共もなった細い声(張り上げ)
この二つの出し方があります
残念ながら現在
カナギリ声を高音として
教えている方もいたり
先生自身がこのような発声になっている方も
多く見かけます
これは完全に正しい発声ではなく
聞いていてもとても良い声とは言えませんし
もちろん歌ではとても使えません
もちろんみんなさんの目指しているのは
後者の方ではなく
前者の発声法だと思っています
よくロックを歌から細い方で良いんだよ！！
という方もいますが
ではそれで１、２曲安定して歌えますか？？
多分、かなり無理をしていると思います
プロのロックシンガーのかたは
そもそもミックスボイスが正しく出る状態を作れています
その状態から
少し声帯を強く閉めたり、共鳴を変化せることで
シャウトや張りのある声を作っています
力加減ができる状態です
スポーツでもそうですが
常に力んでいては
良いパフォーマンスが出せません
力強く歌うには
リラックスすることが
何よりも大切なんです
ただ、高音が出ない
後者の発声の方は
常に力んだ状態になっているため
一瞬は高音が出ても
続かないということが
多いのではないかと思います。
なのでなるべく前者の発声法を身に付ける
必要があります
練習法は
先ほどお伝えした
喉の仕組みによって変わります
それにより楽器の弾き方が変わります
ピアノとギターでは
弾き方が違いますよね？？
そのため練習法も違ってくるのです
正しい練習法、自分にあった練習法を見つけるには
まず自分はどんな楽器なのかを知る事から
始める必要があります
ギターが上手くなりたいのに
ピアノの弾き方をいくら勉強しても
ギターは上手くなりません。
自分の楽器を知り
そしてそこから自分にあった
弾き方を学ぶことで
音域は効率よく伸びていきます
ただ独学でそれを学ぶには
耳が相当良い方出ないと
難しいと思います
私のレッスンではそんのあたりも
細かくお伝えしていますので
早く知りたい方はレッスンのお越しください。
音域を伸ばすのは簡単ではないですが
適切な練習をすることで
音域は着実に伸びますので
焦らず一歩一歩練習をしてくださいね。
