お久しぶりです。笑
今回は喉が開くとどのように声の響きが変わっていくのかを
説明していきたいと思います。
これを知るとこで、歌う時や発声するときの
意識の仕方が大きく変わるかもしれませんよ。
歌が上手い人とそうでない人の感覚の違い
まずは、歌が上手い人(喉が開いている人) と、そうでない人で
どんな違いがあるか?ですが
まず、歌が上手く歌えない人は
声が重くなったり、詰まったり、声が細くなったり、響きが出なかったり、声がこもったり
などなど色々な症状があり、喉もすぐに疲れてしまったり、枯れてしまう人も
多いのではないでしょうか?
片や、歌が上手い人達は
声の抜けが良く、よく響き、抑揚やビブラートも綺麗にかかり、心地の良い豊かな響きになっていると思います
もちろん、喉も最小限の負担しかかからないので
数十曲歌っても、声は枯れずに歌っていられます。
喉の動きと響の位置
では、どのように上手い人とそうでない人で
違いがあるのかを説明していきます。
まず上手く歌えない人の場合は
過剰に喉締めてしまい
喉の空間も潰れて、空間が維持できなくなり
狭く小さくなています
![](https://shougotv.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/kyoufusyou_heisyo.png)
そのため声は響きにくくなり、こもりやすく
か細い声になり
声も通りが悪くなります
そして、感覚的には喉で絞り出しているような感覚が強くなります
例えるなら応援団的な発声法になります。
![](https://shougotv.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/ouendan_aka_man.png)
そのため、息も声帯にも過度な負担がかかり
すぐに喉は枯れガラガラになります
![](https://shougotv.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/のどいた.png)
喉は絞れば絞るほど響はどんどん喉周辺に集まっていきます
![](https://shougotv.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/4-1024x640.png)
では、歌が上手い人達はどうでしょうか?
上手い人達は、喉が開き空間にも余裕があるため
声帯で作られた音が
喉、口、鼻などをスムーズに流れ
声が頭や目から突き抜けるように流れ響いているので
どこかに引っかかったり、詰まったりすることがなく
声が遠くまで通り、豊かな響きを作ります。
![](https://shougotv.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/1f1cdb00e3a201ed8c770bc07581284b_t.jpeg)
歌が上手い人達は感覚的には
目やおでこあたりから声を出しています
口がおでこや目に移動したよな感覚ですね。笑
なので、かなり高い位置で声を出しているのが
わかるかと思います。
![](https://shougotv.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/1-1024x640.png)
このように、喉が開いている人とそうでない人では
感覚は全く違うものになります。
発声練習や歌の練習の時に
どのあたりで声が出ているのか?を一度確認して見てください
喉や口で出ている感覚が強ければ
それは、要注意ですよ。